早いもので、レーシック手術をうけてから1年が過ぎていました。術後すぐ〜半年ごろまでは日によって見え方が違ったり、特に初期の頃はドライアイに苦労する日もありましたが今では潤い用の目薬自体を使う必要がなくなりました。
レーシックの特徴とされるハロ・グレア(知らない人はgoogleで検索してみて)に関しては残念ながら完全になくなったわけではなく、
■夜間の運転(ちょっとヘッドライトがにじむ…)
■月の観察(月の輪郭がまったくわからない!)
■映画館で見る映画(ちょっとにじむ…)
上記のパターンが残るところが残念です。
(「まぶしいのはいかんな!手術にかかった費用も返すし手術前の目に戻してやろう」とか言われても全力でノーなんですが)
私がレーシックをしてよりのち、これまで一年間で映画を見に出かけたのは、術後17日目、四ヶ月目、七ヶ月目の3回です。1回目の時は目の乾きとハロ・グレアの両方が酷く、目薬さしっぱなしだし画面が暗くなると白い部分がぼやけるしでかなり視聴に難儀しました。2回目は乾きはまったくなく、ハロ・グレアだけ邪魔に感じましたが一回目ほどのまぶしさはなかったかな。そして3回目の時には、乾きがないことはもちろん、光のにじみもまぶしさもゼロではありませんがそのこと自体を忘れて集中することができました。
それともうひとつ。疲れたり眠くなると視力が下がります。にじむ・ぼやけるといった一般的に広く言われる「疲れ目」状態ではなく、不思議なことに純然と視力が下がるんですよね…。そうは言っても体感的に1.3が0.8になるくらいの差ではあるんですけども…こういう状態に関しては聞いたことがないのであまりないケースかも知れません。
当然ですが、こういったもろもろのまぶしさ、渇き、見え方に関する感想は、個人差が(それも時によって大幅に)あるものだと思います。みおのすけの場合はこうなのだな〜程度に思っていただければと思います。
以上、今回の記事にて「レーシック体験記」のカテゴリの更新を終了といたします。おわりにかえて。20年後に(ネットしてればw)経年による不具合で目がー!目がー!って書き込む羽目にならないことを祈る。(老眼は早く来るって言うからそこは覚悟しているw)
レーシックとは関係ありませんが、そういえば夏ごろに鼻の穴の奥の粘膜をレーザーで焼く治療もしました。その後もアレルギー症状は相変わらずでノンストップくしゃみにあえぎながら「効果ねー!!」とか思ってたんですが、数ヶ月たって良く良く考えてみると確かに詰まり(だけ!)に関してはずいぶん緩和されてる気がするんですよね(´・ω・`)通常、猛烈なくしゃみ(と鼻水)の症状が出始めるとセットで鼻も詰まりまくるのがデフォでしたが、ここ数ヶ月いくらクシャミしまくっててもわりとスッと通ってる場合が多い気がします。最近になって気がつきました。無駄じゃなかったんだね(ヽ´ω`)アリガトウ…アリガトウ…くしゃみ連発で仕事の手が止まったり鼻がめちゃくちゃかゆかったりするのは変化なしだけど…www
2012年12月11日
レーシック一年目
2011年12月29日
レーシック手術後、一ヶ月目
早いものでレーシックを受けてから一ヶ月が経過しようとしています。というわけで本日は1ヶ月目検診に行ってきました。最近はもう、日によっての見え方のばらつきなどは全くなく、特に手術直後は朝ひどかった目の渇きも、起き抜けすぐにさえほとんど感じることがなくなりまして、潤す用の目薬も日中はほとんど使うこと自体なくなっています。フラップ(目の表面に作ったフタ)も、「もし別の眼科にかかった時に、ご自分でレーシックをしたと言わなければ、診察をされても手術したとは解らないくらいにきれいになってます」と言われました。水泳の許可も下りました。前回の診察で説明を受けた「戻り反応」が出始めているということで、右目だけにそれを抑える目薬が処方されました。目はコンクリートや金属のような無機物ではなく体の一部ですから、手術で形を変形させた目の表面を傷ついたと判断した目が元の形に戻ろうとするのはどうしても仕方がないことで、それをおさえるための目薬です。気になっていた右目の見えづらさ(左が1.5で右が1.2というところ)の様子見が今後の課題です。1ヵ月半ほどしてまた診察を、ということで、本日は終了。年末年始の市営プールの営業状況を確認しておかねば!(´^ω^`)
1ヶ月前の自分
現在の自分
あっ、絵描いてて思い出したんだけど夜間はちょっと[→ ハログレア]が起きて見え辛いですね… 特に右目に強く出ており、左目を閉じた状態にすれば(そんなことをする理由も必要もありませんがw)車の運転に支障が出るくらいです。左目はガッツリ1.5を保っているし、ハログレアもほとんどないし、ほんとに私の人生左目様様だよね…。昔の網膜はく離などを経ても頑張っている右目にももちろん感謝しているよ〜 しかし両目とも右目同様の夜間の眩しさが起きていたとしたら、レーシック手術したことちょっと後悔したかも知れないのでそれを思うと今更ですが怖いです。夜間運転できないのはかなり人生に支障が出るでしょう。やっぱレーシックって賭けみたいなもんだったなーと後になってつくづく思います。皆さんもご利用は計画的に!
2011年12月11日
レーシック手術後、10日目
手術後10日が経過しました。最初の一週間は刻々と目の状態も見え方も変わりまして、乾いたりかすんだり片方だけ見え辛かったり。時間ごとにまったく安定しませんでしたが徐々に落ち着いてまいりまして目薬の回数も減りました。10日目現在…
左目:1.5
右目:1.2 という状態です。
レーシックとは簡単に言うと目の表面の形を変えてしまうもので、目も体の一部ですから傷つけば元に戻ろうとします。しかしその「戻り反応」が出るのも、それを抑えるための目薬を出すこともまだ早すぎるということで、今はまだステロイドと抗菌の目薬をしています。うーん…?それじゃなんで右目のほうがちょっと弱いにか…?
元々子供の頃からド近眼で暮らしてきましたが、左右とも近眼でいながらにして右のほうが左よりさらに悪く、左目に頼るようにするのが常でした。レーシック後も視力にこうして差が出て来てしまうと引き続き私の効き目は左ってことで定着しそうな予感です。そういえば中学の頃に網膜はく離になったのも右だったような…。右目はもうしょうがないって気持ちは元々ある…。
術後ということで当然過敏になっていますから、遠くの細かいものを見ながら片方づつ手で目を隠してサッササッサ見比べるというハタ目からは不審な行動をしょっちゅうしていますww 病院でも術前・術後ともにそりゃもう何度も何度も視力検査を繰り返したので、自分でだいたい今こっちが1.5だなとか うーんこの見え具合は1.2くらいかっていうのわかるようになっちゃったよ。
大枚はたいたんだから右目もこれで定着してくれぇい!1年以内であれば再手術も無料でできるってことだけどあの息が止まるくらい痛い消毒をまたくらうのは勘弁wwww
2011年12月02日
レーシック受けてきました
12/1にレーシックを受けまして、今後1週間はシャンプーを我慢する生活が待っているわけですが、もともと両目とも0.1以下だったところが24時間経過した現時点では両目とも1.5ほど出ていると思われます。まだまだフラップ(眼球の表面を切り取った目のフタw)も定着していませんし、予後は要観察で、一週間の間は寝る間も保護メガネをしていてくださいという状態なのですが、今のところは成功と思って良さそうです。2日目の診察でも「(眼球に)むくみも腫れもなく、とてもキレイな状態」とお墨付きをいただきました。
せっかくなので、レーシックとはどのようなものだったのか。
レポートを記しておこうと思います。
保護メガネ。もっと水中メガネみたいなやつを想像していました。
9月中旬に適正検査を[→ 受けた時の日記] この「適正検査」のあとにも「事前検査」といって、もう1日とって長い時間いろいろ検査されました。素人なので内容は良く解りませんでしたが念の入ったことです。
レーシック当日にも視力検査をし、目のコンディションをチェックして、いよいよクラシック音楽がかった待機室に案内され、給食当番のような帽子とスモックを着せられました。ゆったりした大きなリクライニングソファーに掛けて、30分間で5回ほど麻酔の目薬を施され、待つことしばし。手術がどのような段取りで行われるかということを口頭で受けながら、なんと飲まされたのが安定剤w やっぱ土壇場でこわくて無理ってなったり手術中にウオアーってなる人がいるのかな…w
かく言う私も、3度ほどウォアーって思いましたw心の中でw
1)顔の消毒
2)器具で目をこじ開ける時(左右なので2回分)
もーーーー痛いのなんの!特に消毒!!麻酔が効いてる筈じゃないのかね!?麻酔仕事してないよ!?というぐらい激烈な痛みでした。顔面の鼻から上の全体にドボドボと消毒薬をかけながら綿らしきものでこすり洗いされ、「はい目を開けてください」と言われて引き続き眼球も綿でこすり洗いwwww いてーよwwwww こすられた事よりも、薬液の沁みっぷりが生半可なものではなかったです。こすり洗いが終わってからが本番とばかりに強烈に沁み始めて、そう、まるで脳髄全体に響くような、後頭部まで突き抜けるみたいな痛みでしたねェ…フフ…。(何がフフじゃおませさんかお前は)
そして消毒後、グイッとまぶたをこじあけられ、細く小さなわっかを眼球に押し当てられ、わっかからはみ出てふくらんだ眼球の表面を丸い形に切り取られ、フタを作り、その丸いフタを持ち上げたところ(眼球)にレーザーを照射(レーシックの本番)、その後ふたをして終了。たぶん何の知識もなく受けていたとしたらなにがなんだかわからなかったと思いますが、事前にこういった細かい手術の流れをしっかり説明されていたので、「あ、今チュインって音がした。フタ作ったな」とか「おっ、フタが持ち上げられた」とか「レーザー照射中うおおおお」っていうことが施術中は逐一、良〜〜〜くわかりました(ヽ´ω`)
片目づつ同じことをやりましたが、器具で瞼をこじあけられる時がかなり痛くて(消毒よりはマシだったけど…)、実際に眼球にいろいろされてる最中は全然なんともありませんでした。視界がぼやけたり暗くなったり明るくなったり刻々と見え方が変わっていっただけだった。正直なにが本番って消毒です。歯を食いしばって痛みに呼吸を止めるのは消毒だ!消毒が本番だ!と、これからレーシックを受ける人に私はうったえたい。
手術室に入ってから出てくるまでどれくらいだったろう…。20分かからなかったんでねーの。
待機室に戻され、立派なソファーに横になって飲み物とお菓子をもらって30分ほど目を落ち着けることになりましたが、いくら食いしん坊の自分でもお菓子なんか食べる気になるわけないというか喉を通らないったらありゃしない。ぐったりというかげんなりというか、
とにかく(ヽ´ω`)←こんな顔してじっとしてました。
当日は就寝まで1時間おきに4回点眼し、基本は目を閉じていて、移動やトイレや食事は薄目で!というお達し。寝る時も保護メガネをつけたままです。「朝起きたら、目やにがすごいです!でも目やにはとらずにさわらずに、そのままのお顔で診察に来てくださいね!」って言われて、また(ヽ´ω`)こんな気分になったけど、あれだけ痛い思いを乗り越えた後だからもうなんでもいいですって感じでした…。
かかった費用
手術代 ¥309.750
+
保護メガネ代 ¥2.000
=¥311.750
※メガネは返却したら2000円返してくれるそうです。
目は一生ものです。レーシックは誰もが100%成功するものではないというし、歴史が浅いので長期のデータは取れていないなど、正直なところ私もいちかばちかという気持ちでしたが、裸眼では日常生活自体が無理レベルの強度近視をかかえて長年暮らしてきましたので、駄目でも元々というところでした。
皆さんもレーシックのご利用は計画的に!